おめでたい時に、縁起をいただく。
2025年7月19日/日本の祝い文化 - 宗禅の商品について
― 日本の祝い文化と紅白亀甲餅 ―
日本には、お正月、桃の節句、端午の節句、初誕生日、結婚式、上棟式、還暦や喜寿などの長寿祝いなど、
人生の節目や年中行事に「餅」を食べて祝う文化があります。
餅は、奈良時代の『豊後国風土記』にも記され、
神様への供え物「神饌(しんせん)」として、神聖なものとされてきました。
丸い餅は満月(望月)を象徴し、「円満」「繁栄」「成長」への願いが込められ、
よく伸びて切れにくいことから「長寿」や「縁が続く」ことの象徴としても親しまれてきました。
また、紅白は、幸せ・繁栄・清浄・節目・魔除けといった縁起の良い意味を持ち、
祝いの場に欠かせない色として、古くから幅広く使われてきました。

京西陣菓匠 宗禅といえば『亀のお餅と上技物あられ』
だからこそ、
おめでたい時には「紅白亀甲餅」。
当店の「紅白亀甲餅」は、日本の祝い文化を形にした、縁起の良いお餅です。
長寿の象徴である亀を模し、
- 紅白の色には、「慶び」と「清らかさ」
- 餅に描かれた亀甲模様には、「長寿」「繁栄」「家運隆盛」の願い
- 京都・玄武神社にて「健康・長寿」の祈願をいただいています。
さらに、焼くとぷくっと膨らむ紅白亀甲餅には、
「夢」や「幸福」がふくらんでいくようにという想いも込めています。
紅白亀甲餅は、
百年を超える“餅を操る上技物”の技術が織りなす、
千年続く日本の心を、今に伝える、日本の文化と伝統のかたちです。
どうぞおめでたい時に、大切な人とご一緒に、お召し上がりください。




弊社Webサイト「宗禅が誇る商品」ページでは、お正月や日々の慶事にハレの彩を添えるおめでたい縁起物『紅白亀甲餅』をご紹介しています。
今日も一粒一粒に真剣勝負! 魂を込めてあられを焼き続けています。
お読みいただきありがとうございました。また次のコラムで。